紙とペンで、じぶんの気持ちに会いにいく
「書く・選ぶ・話す」の3ステップ。
よみかた:エスキューファイブ / よむ時間:2分
ふとんの中で、おなじことばかり、ぐるぐる考えてしまう。仕事のこと、家族のこと、これからのこと。たくさん考えたのに、朝になると、また同じところに立っている。
それは、考える力が足りないからではありません。考えたことの「置き場所」がないだけ。頭の中の考えは、形がないまま流れて、また戻ってくるのです。
SQ5は、この「ぐるぐる」に出口をつくる、小さな方法です。必要なのは、紙とペンと、ひとつの質問だけ。
質問にこたえて、5つ書きます。単語でOK。じょうずじゃなくていい。見せたくないものは、見せなくていい。
2〜3個はすらすら出ます。4つ目で手が止まり、5つ目は「うーん」とひねり出す。実は、そのひねり出した言葉にこそ、ふだん口にしない本音がまざります。(上の紙の5つ目を見てください)
5つの中から、大切だと思う3つに○。その中のいちばんに★。
「あなたの大切なものは?」と聞かれても答えられないのに、選ぶだけなら、できてしまう。選び終わったとき、じぶんの「大切の順番」が、紙の上に見えています。
「なぜこれが★なんだろう?」——そのわけを話します(ひとりのときは、ひとこと書き足すだけでOK)。
ふしぎなことに、自分のこたえを自分の声で聞いたとき、すとんと腑に落ちるのです。
自分の顔は、鏡がないと見えない。
じぶんの気持ちも、おなじです。
SQ5は、心を映す「3枚の鏡」。ここに、この方法の理由がぜんぶ詰まっています。
そして、鏡をのぞいたときの反応は、じつは2つしかありません。
思っていたとおりだった=再確認。迷いが消えて、前に進む力になります。
思っていた自分と、ちがった=気づき。新しい発見の瞬間です。
鏡をのぞけば、かならず何かが映る。だからSQ5は、やれば必ず、どちらかが起こるのです。
正解も不正解もなく、誰にも採点されません。「何を書いても大丈夫」という安心が、しくみでできています。見せたくないものは、見せなくていい。
アドバイスも、誘導もありません。★を決めるのはいつも自分。だから出てきた答えは、借り物ではなく、自分のものになります。
1か月後に見返すと、そこに「あのとき選んだ★」がある。★が並んだノートは、じぶんだけの宝の地図になっていきます。
「いま、気になっていることは?」と書いて、5つ→○3つ→★1つ。さいごに★のわけをひとこと。それだけで、頭の中の渋滞がひとつ、なくなります。
相手の話に 「へえ、あと2つあげるとしたら?」 と聞いてみてください。1つ目の奥にあった、ほんとうの話が出てきます(会話のときは5つじゃなく3つでOK)。
この3ステップに、となりで付き添う人がつくと
「SQ5コーチング」になります。
コーチは、教える人ではありません。あなたが鏡をのぞく時間に、いっしょにいてくれる人。答えを出すのは、いつも、あなた自身です。
ひとりでも、できる。
ふたりだと、もっと深く。