メガネがわかる人になると、なにが起こるのか。
きょうから使える形で、お見せします。
よむ時間:7分
しくみ編(5分)をまだの方は、こちらから※メガネのちがいを示すための架空の例です(夫=A論理・理性が強め、妻=C感覚・友好が強め)
夫は冷たいのではなく、論理のメガネで「問題解決」を始めただけ。妻は気持ちを受け取ってほしかっただけ。どちらも悪くないのに、すれ違う。
変わったのは、性格ではありません。相手のメガネに合わせて、半歩ずつ翻訳しただけ。「わざとじゃなかった」とわかった夫婦は、ここから強いのです。
「計画がくずれると苦しい」「気持ちをわかってほしくなる」——それは欠点ではなく、あなたの部屋のクセ。じぶんを責める時間が、まず減ります。
「で、結論は?が口癖の上司はAの部屋の人だ」——そう見えた瞬間、イラッが「なるほど」に変わります。相手は敵ではなく、ちがうメガネの人。
ここが本番。おなじ内容を、相手の部屋の言葉に翻訳して届ける。下に、そのまま使える早見をつけました。
結論から。理由と数字を添える。感情論に見えると、届きません。
手順と期限を先に。急な変更は、できるだけ前もって。
気持ちから。「うれしい」「助かった」を言葉に。みんなの顔が見える話が届きます。
まず全体像とワクワクを。細かい手順から入ると、逃げます。
相手の部屋がわからないときは、口ぐせで当たりをつける——「なぜ?」はA、「順番に」はB、「みんなは?」はC、「いっそ」はD(しくみ編の口ぐせ表です)。ただし、決めつけは禁物。「そうかもしれない」で半歩合わせるくらいが、ちょうどいい。
宿題をやらない子に「計画表を作りなさい」——それで動くのは、Bの部屋が強い子です。Dの部屋が強い子には、計画表はむしろ苦行。「タイマーで15分、どこまで行けるかゲームね」の方が動いたりします。
逆に、Bが強い子を「早くしなさい!」と急かすと、順番が崩れてかえって止まる。「次は何をやるんだっけ?」と順番を聞いてあげる方が早い。
「うちの子はダメ」の何割かは、「メガネに合わない指示」なのかもしれません。子どもを変える前に、伝え方のチャンネルを変えてみる——診断が家庭でいちばん効くのは、ここです。
家族の景色が変わったら、気づくはずです——この知識、まわりの人にも手渡せたら、と。
ACAには「SQ5ベーシックコーチ」という学びの道があります。中身はちょうど2つ。脳感傾向診断(メガネを知る)と、SQ5(鏡で気持ちを映す)。つまりこのページを面白いと思ったあなたは、もう半分、入口に立っています。
コーチと聞いて、身構えなくて大丈夫。
SQ5のコーチは「すごい人」ではなく、となりで付き添う人。くわしくは、SQ5側の読みもの 「コーチになる編」(8分) でどうぞ——診断から来たあなたにも、そのまま繋がる話です。
家族が診断を受けてくれなさそうです。
無理に受けさせなくて大丈夫。口ぐせと行動から「たぶんこの部屋かな」と当たりをつけて、半歩合わせるだけでも景色は変わります(決めつけだけ、しないこと)。あなたが変わると、たいてい相手から「それ何?」と聞いてきます。
血液型占いと、なにが違うんですか?
生まれた型に人を当てはめるのではなく、40問へのあなた自身の回答から「よく使う部屋」を測ります。しかも結果は固定ではなく、伸ばせる前提。当てるためではなく、使うための道具です。
相性が悪い組み合わせだったら、へこみます。
対角の部屋どうし(AとC、BとD)は、たしかにすれ違いやすい。でもそれは「相性が悪い」ではなく「翻訳が必要」というだけ。翻訳を覚えた対角ペアは、おたがいの苦手を補い合える最強の組み合わせにもなります。
読むだけでも、使える。
でも、測ると、もっと使える。
ここまでは「なんとなくの当たり」の話。じぶんの4つの部屋を、点数で見てみたくなったら——次が最後のページです。
つづきへ ── ためしてみる編(8問のミニ体験つき)