ACADEMY ROADMAP
コーチになるまでの2年
SQ5コーチは、2年をかけて育ちます。1年目は「学ぶ」──反転授業で12カ月の型を身につけ、自らクライアント役として「施される側」を体験します。2年目は「実践」──月例の学びと発表の場でリズムを保ちながら、段階を追って実践の場に立っていきます。
2年間の全体像
「1年で学び、2年目から施す」。名人を一足飛びに作る道ではなく、安全に・型どおり1セッションを最後まで通せる土台から、実践へと積み上げていく設計です。
YEAR 1 ── LEARN
1年目|学ぶ
理論は動画とハンドブックで各自が事前に学び、ライブの時間は演習に集中する「反転授業」。書く→選ぶ→話すのSQ5の型を12カ月で身につけ、被コーチング12回で「施される側」を体験します。ゴールは、安全に型どおり1セッションを通せる土台づくりです。
YEAR 2 ── PRACTICE
2年目|実践
月例勉強会・四半期の事例発表・年1総会で学びとつながりのリズムを保ちながら、同席→補助→主導→単独の4段階で実践の場に立っていきます。先輩の公認プロコーチがメンターとして、ひとりに寄り添って伴走します。
1年目:学ぶ ── 12カ月のカリキュラム
各月は「事前に動画で学ぶ → ライブで演習する → 記録を提出する」の3拍子で進みます。
| 月 | テーマ | ひとことで |
|---|---|---|
| 第1月 | 協会理念とコーチ倫理 | 生幸ライフの哲学と、収入や効果を断定しないコーチとしての基本姿勢を学ぶ。 |
| 第2月 | SQ5思想・三層モデル・4Dフレーム | SQ5が「対話の形式」であることを理解し、深める・振り返る・広げる・進めるの4方向の質問設計に触れる。 |
| 第3月 | 傾聴・承認・質問の基礎 | 相手の話す時間を確保し、開いた質問で「付き添う」コーチの土台をつくる。 |
| 第4月 | 脳感傾向診断の読み解き | 思考の傾向×感覚の傾向×価値観を、決めつけずに自己理解の入口として読む(傾向の可視化であり診断行為ではない)。 |
| 第5月 | 『書く』── マイハート・言語化 | 質問に5つ書き出してもらい、本音(マイハート)の言語化を引き出す。 |
| 第6月 | 『選ぶ』── バリューコンパス | 5つから○3つ→★1つへ。ぶれない価値軸が表に出てくる過程を支える。 |
| 第7月 | 『話す』── 対話・フィードバック | ★について語ってもらい、「再確認」と「気づき」を聞き分けて承認を返す。 |
| 第8月 | SQ5フルセッション通し | 書く→選ぶ→話すを一気通貫で1本、最後まで通してみる。 |
| 第9月 | 契約・守秘・協会実務 | 守秘義務と、医療・心理療法・占いとの線引き(スコープ境界)を運用レベルで学ぶ。 |
| 第10月 | 被コーチング体験の統合 | クライアント役として受けてきた体験を振り返り、自分のコーチングの型に活かす。 |
| 第11月 | 模擬セッション演習 | 反復練習で、傾聴・質問・4D展開・記録の質を審査水準へ引き上げる。 |
| 第12月 | 修了審査 | 1セッションを通し、安全に・型どおり最後まで進められるかを確認する。 |
反転授業(フリップド・ラーニング)で学びます。理念・理論・診断の読み方といった座学は、いつでも見られるオンデマンド動画と自習ハンドブックで各自が事前に済ませます。ライブの時間は、演習・質疑・被コーチング・振り返りだけに絞ります。
被コーチング12回で「施される側」を体験します。施す前に、施される。受講生自身がクライアント役としてSQ5を12回受け、変化を骨で知る体験を、1年を通して重ねます。
※脳感傾向診断(思考の傾向・感覚の傾向・価値観)は、自己理解のために傾向を見える化する教材であり、医学的・心理学的な診断行為ではありません。疾患の判定・治療・断定的な評価には用いません。
修了の考え方
修了は、ひとつのテストの点数ではなく、次の4つの側面から総合的に見ます。
出席
知識の伝達ではなく代替できない実技指導に絞ったライブ演習に、きちんと参加してきたか。
実技記録
コーチ役として重ねてきたセッションの記録。書く→選ぶ→話すの型を実際に運用できているか。
被コーチングの体験
自らクライアント役として「施される側」を受け切った体験。変化を自分ごととして知っているか。
修了審査
実際の1セッションを、傾聴・質問・展開・安全性・記録の質の観点で、安全に型どおり通せるか。
修了や資格は、コーチとしての土台が整ったことの証です。学びの効果には個人差があり、修了・資格の取得が収入や案件を保証するものではありません。
2年目:実践の年
学びを止めないための「月例・四半期・年次」3層のリズムのなかで、少しずつ実践の場に立っていきます。
MONTHLY
月例勉強会
毎月配信されるテーマ動画で学びを更新し、少人数のケースカンファレンスで事例を持ち寄る。
QUARTERLY
四半期の事例発表
年4回、コーチと受講生が合同で成果を共有するライブ発表会。横のつながりと相互刺激の場。
ANNUAL
年1総会
年度末に1年を総括する総会・交流会。新旧のコーチ・受講生が集い、協会としての一体感を育てる。
同席 → 単独へ。4段階で登壇デビューする
同席
先輩のセッションに陪席し、記録係として型を観る。
補助
導入やまとめなど、限られた1パートを担当してみる。
主導
メンター同席のまま、全体を自分で進行する。
単独
ひとりで実施し、事後のスーパービジョンで質を担保する。
この4段階を、先輩の公認プロコーチがメンターとして伴走します。答えを教える先生ではなく、SQ5を使って本人の中にある答えを引き出す伴走者として、ひとりの受講生に寄り添います。
HONESTLY
収入を約束しません。
コーチが安心して「施すこと」に集中できるよう、お客さまとの契約・ご請求・お支払いの窓口は協会が一手に担う仕組みを整えています。コーチは、目の前の人と向き合うことにだけ専念できます。
そのうえで正直にお伝えします。修了や資格の取得が、収入や案件を保証するものではありません。学びの効果には個人差があり、特定の成果をお約束するものではありません。私たちが約束できるのは、安全に、型どおり、人と向き合えるコーチになるための道のりを一緒に歩くことです。